Incomparable H

海外暮らし あしかけ25年

達磨市

Freitag2007-01-03

早起きして家族の者たちと初詣を兼ねて、武州名物の川越喜多院の達磨市に行ってきました。これは毎年恒例で、500円の小さい達磨をヨーロッパへ持って行きます。僕の場合、ベルギーのアパート内における日本的エレメントは毎年入れ替わる達磨君と幾つかコレクションとしての食器、そして毎年少しだけ持っていく邦語の書籍だけです。


ネット上にあるフリーの採譜ソフトをダウンロードして使ってみましたが、全く使い物になりません。単音ならそれなりに取ってくれるようですが、ドラムなどが入ると全然ダメなようです。何らかのフィルターをかけて、他の楽器の音を消してからかければ何とかなるかも知れませんが、それもあまり上手く行かないでしょう。上手く行くなら、最初からそういうフィルターを採譜ソフトが搭載しているはずです。


そういえば渋谷のサックス専門店の店員さんは、僕がコートニー・パインといったとき、すぐに分かってくれた最初の人でした。仕事柄当たり前といえば、当たり前なのかもしれませんが、それでも反応が返って来ると嬉しいものです。


夕方から中学時代の友人と飲み会です。二年前に会った二人以外とは、20数年ぶりに会います。とにかく、独り者かバツイチが多いですね。みんなオッサンが入ってしまっていますし、年に一度海外旅行に行くくらいで、あとは仕事と家の往復+月イチで会って飲むと、僕に言わせれば非常にツマラナイ毎日を送っています。お金は持っているようですが、とにかく夢がありません。僕は、完全に浦島太郎状態で過ごしました。> それから一晩いろいろ考えさせられました。長いこと学生に毛の生えたような肩身の狭い状況で、お金はありませんでしたが、冒険心と目標を持って、やりたいことをして来た&それなりの結果を出して来た自分の生き方は悪いものではないのかな?と。そして行き当たるのは、やっぱり夢がなくっちゃね、という点なのです。これって、大事ですよ。