Incomparable H

海外暮らし あしかけ25年

2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧

音楽

『機関精神史』のインタヴュでも答えましたが、音楽における僕の関心の中心は、編曲・アレンジにあります。 音楽は好きで、いろいろ好き勝手にブログで書くことはありますが、自分が音楽評論に向いているとは思っていません。キーとかコード進行のことが、ま…

冬靴

秋口にかけて、ノイズ・キャンセル付きヘッドフォンや電動キックスクーターといった大物を購入したのですが、最後に冬用のクツを入手しようと思っています。 2013年に足首を骨折してから革靴は履けなくなってしまったので、国際会議などのオシゴトで履いても…

グルーヴィな大貫妙子

日本のレアグルーヴを掘り進める作業をつづけています。今日は、大貫妙子の初期音源を聞いてみました。以下のリストは、ヨーロッパ路線にひた走る前で、シュガーベイブの流れを感じさせる楽曲がメインです。最初の3曲は山下達郎が、後半の4曲は坂本龍一がバ…

フェイス・レコード@NYC

土曜日の午後に、ブルックリンにある『フェイス・レコード』を訪問しました。渋谷や下北沢にある輸入レコード店のニューヨーク支店で、1年半前くらいにオープンしたようですが、日本のレコードに特化しています。 店内に入った途端、山下達郎の『ビッグ・ウ…

ファンキーな荒井由実

70年代の荒井由実(ユーミン)についても、ファンキーなアイテムを探して掘り進んでみました。以下が、僕のチョイスです。ティンパン・アレーがバックの演奏を支えているのも当然ですが、山下達郎がコーラス・アレンジやカッティング・ギターなどで参加して…

日本産ソウル

じつはここ数年、1970・80年代の日本産ソウルが世界的に注目されているということを知りました。例えば、これはイギリスのDJによるコンピレーション(2016年)。 LOVIN' MIGHTY FIRE: NIPPON FUNK * SOUL * DISCO 1973-1983 アーティスト: VARIOUS ARTISTS …

フラッパー

吉田美奈子のアルバム『フラッパー』(1976年)では、山下達郎が手がけた「永遠に」も良いのですが、個人的には「朝は君に」がソウル・ミュージックとして完成度の高いアイテムだと思います。 FLAPPER アーティスト: 吉田美奈子,山下達郎,細野晴臣,矢野顕子,…

流星都市

以前に、菊地原君から小坂忠をオススメいただいたのですが、残念ながら最初に聞いた「しらけちまうぜ」は、いまいちピンときませんでした。ところが、同じくアルバム『ほうろう』(1975年)に入っている「流星都市」を聞いたら、これは素晴らしい! しかも、…

はちみつぱい

ここのところ、はちみつぱいの『センチメンタル通り』をよく聞いています。もちろん初期のムーンライダースに通じるものも多いのですが、なにが特別なのかずっと考えています。ひとつ思い浮かんだのは、BPMが低めでタメの聞いた楽曲展開のなかでも、ベースの…