知の最先端か、バーベキューか？

昨晩は会議のあとのレセプションでビルと長々と話をしました。というか、ビルが僕のやっていることを聞き出そうとやっきになってなかなか勘弁してくれませんでした。そのあと発表者はディナーに呼ばれていったので、ジェニーとピエールとブリジットとジジの5人で近くのベルギー・ビールを飲ませる店で食事を取りました。かなり疲れていたようで帰ってすぐに眠りにつきました。ムール貝を食べたのですが、何でこちらではガーリックを大量に入れるのでしょうね？朝起きても自分の周りからガーリック臭がしている気がします。

今朝は少し寝坊しました。しかも昨夜はコンタクト・レンズを着けっぱなしで眠ってしまったようです。起きっぱなから外界がよく見えるので何だか変だと思いました。そのまま急いでシャワーを浴びて身支度して会議へと向かいました。9時からビルの発表なので逃す訳には行きません。

こうして今朝は忙しくしているところに、アダム君がバーベキューに呼ばれたので云々と、のんきな相談をしてきました。僕に言われた課題も提出せず、昨日起こったことをつゆ知らずで、お気楽な公務員として、とにかく遊びまくる彼。もうどうにでもして！という感じです。

お昼前の最後のセッションの進行中ですが抜け出してきました。昨日はすごい対決があったのですが、今日は今のところ大きな動きはありません。セッションが終わるころを見計らって会議場に戻ろうとしたら、廊下でラリーが話し込んでいます。何だと思ったら、「ヒロ、こんなに悲しくなる会議に来たのは初めてだ、誰もテクストを読むような研究をしていない、きっと僕はオールド・ファッションなのだ！」というので、「ラリー、あなたの仕事がオールドなら、僕のやっていることはどうなるんですか！」という感じ。会議が終わって会場から出てきたビルを交えて、昼間から皆でベルギー・ビールを飲みにいきました。それくらいにラリーもビルも19世紀−20世紀のことについて中身のない発表をしている連中に憤りを感じていました。

19時から会議参加者が泊まっているホテルのレストランでディナーがあるので、それに参加します。