Incomparable H

海外暮らし あしかけ25年

グリーン・カード

9時から市中の役所で、グリーン・カードのための最終面接でした。おそらく問題なく1カ月後に、カードの実物が郵便で送られてくる予定です。このカードは10年で更新しないといけません。しかし十分と準備したわりには、あっけない面接でした。同行してくれた弁護士さんもビックリしていました。なにはともあれ、これで一山を越しました。

病名

そろそろ読者の皆さんも、またか!といってウンザリしているころでしょうが、もうすこしだけ先日の話のつづきにお付き合いください。

 

英語の診断書をみると、最終的な病名は acute perforated gangrenous cholecystitis というようです。急性穴あき壊疽性胆のう炎とでも訳せるでしょうか?ネットで調べると、かなり死亡率の高い病気です。胆のうに石か砂がつまって炎症をおこすうちに、胆のうが破裂して穴が空き、部分的に腐りはじめていたようです。幸運にも、他の器官への影響はないようで、役立たずになった危ない部位だけきれいにとり除いてもらったので、いまでは安心して笑い飛ばせます。ちなみに、盲腸と一緒で、胆のう自体はなくても生活に支障はきたさないようです。

 

執刀医の先生はアメリカでも有数の専門家ですが、彼の長いキャリアのなかでもワースト10に入るものだったと言われました。10人のうち幾人かは助からなかったのでしょうから、本当に危ういところで生命をとりとめました。

 

その後

今回の事件について、詳しい話はメルマガでの配信「サザン・ミシシッピー悶絶紀行」に書き、同時にこちらのブログでも一般向けに少しだけ説明しました。そしておそらくは、後者をみたキャンディさんから問い合わせをいただきました。感謝。お互いそういう危ない年齢層に入ってきているので、なにか痛いことがあったときは、むりに我慢しないで、すぐに医者に行こうねという話をしました。

フォロー・アップ その2

今日は手術後13日目にして、はじめてシャワーを浴びることができました。おもに頭を洗ったわけですが、やっと人間らしい気分が少しだけ戻ってきました。鎮痛剤を飲んでいるあいだアルコール類の摂取は禁止なのですが、まだ痛み止めを飲まないとじっとしているのも厳しいところがあります。今回、お腹を20センチくらい切ったので、帝王切開を受けたことある人の気持ちが、ちょっとだけ肌身で分かるようになりました。

フォロー・アップ

3月半ばからの一連の動きは、「サザン・ミシシッピー悶絶紀行」としてメルマガで配信しました。遠征先での深夜の奇怪な出来事などけっこう生々しいリポートとなっていると思います。以下では、そのフォロー・アップを。

 

昨日の朝に近所の病院にいって、術後に体内の余分な胆液を外に流すために取りつけられていた袋をとってもらい、縫合した部位の抜糸もすることもできました。2日くらい待ってからシャワーも浴びて良いようです。これで、やっと少しだけ人間的な生活が戻ってくる気がします。まだまだお酒は飲んではいけないようです。

そのご

3日から5日で勘弁ねがえるとタカをくくっていたのですが、そのごもずっと一進一退がつづいて、なかなか許してもらえません。今日で5日目に入りましたが、頭痛と38度の熱で朝4時に目が覚めました。ここのところの特徴として、あんがい午後は穏やかにしていられるのですが、寝るときから夜間、そして寝起きが辛いです。背筋からお腹にかけても痛いですね。うう。

 

解熱剤としてバファリンイブプロフェンを交互に使っているのですが、どうもそろそろ別のものにした方がいいのかもしれません。

 

水曜日が大雪となる予報が出ているので、リスクを回避するためにニューオリンズ行きのフライトを水曜から木曜に変更し、宿泊するホテルの予約も一日分短くしました。