ハシゴ

昨晩は、ひさしぶりにイタリア語学校時代からの友人ワルテールと合流して、夕飯を食べました。どうもそのあとハシゴしてかなり飲んだようで、どうやって家に帰ったのかよく覚えていません。しかしメインで食べたスズキはすごく良かったです。ヨーロッパでは、驚くような美味しさの魚料理を経験したことがないのですが、昨日のものは別格でした。

箱詰め

昨晩に打診してすぐに車を出してくれることになったので、id:Kandy さんのダンナさんと11時に合流して、段ボール箱を買いに行きました。目的の店では昨日大量に買いつけていった人がいたらしく、あいにくと品切れだったので、郊外の姉妹店に向かいました。そこで19個を入手して帰ってきました。車中では、最近ヴァイキング関係の映画とかドラマをたくさん見たと話したら、ヴァイキングと中世リェージュの関係についていろいろ教えてくれました。ほとんどのリェージュ人は知らない話なので、もったいないなと思いました。

帰ってきてから午後いっぱいで19箱のすべてを詰めてしまいました。まだ5箱から10箱分ほど残っている感じなので、もう一回は箱を調達に行かないといけません。イタリアでの国際会議が終わってからにしたいと思います。現時点では最初の5箱とあわせて、24箱となりました。

お祝い

途中２週間ほど休みましたが、ほぼ50日をかけてスキャンする作業を大方のところ終えることができました。それを祝ってかどうか、友人の id:Kandy さんが、美味しいワインを持ってきてくれましたので、一緒にディナーをいただきました。

スキャン済みの邦語の本とマンガの幾つかをキャンディさんが引きとってくれそうです。辞書類とか他にも、いろいろ使えそうなものがありますよ。

身辺整理

よくよく考えると、この身辺整理の大きな波は、去年の夏に渡欧時から実家に置きざりにしてあった段ボール群を片づけはじめた、その時点までさかのぼります。それから冬休み、春先、初夏と一時帰国するたびに片づけてきました。この流れから勢いを得て、ベルギーに戻って25年間に堆積した書籍やコピー、書類の大整理を始めたことになります。ベルギーの方は1カ月が経ちますが、ほぼ半分くらいまで分量を圧縮できたと思います。もう少しで作業も、おおかたのところまで到着します。あとは本だけで5日分のスキャン、そして雑多な書類のフォルダーが3つあります。がんばりましょう。

映画のような謎の大家

自分用のメモとして書いておきますが、6月初めに届いた税金の確定申告書を郵送しました。30日必着なのです。

税金の申告書を出そうと郵便局に向かおうとしたら、ドアの前に金髪でカラフルなサンドレスを着た、よく日焼けした裕福そうな女性がたっています。あまりに場違いです。そして中庭に入って写真が撮りたいと言います。建物を買いたいのかと聞くと、それは不可能だ、この建物は裁判所に差し押さえられているといいます。ああ、裁判所関係の人（弁護士や裁判官など）だなと思い聞いてみると、そうだと応えます。ちょうど良い機会だと思い、いつまでこの建物に住んでいられるのか聞きました。その話の流れで、どうも挙動不審だった大家について教えてもらえました。脱税の容疑で税務署から追いかけられている大家は、じつは他に幾人もの人を騙してドミニカ共和国に逃避しているということです。なるほど、いろいろ合点がいきました。まあ、僕はたんなる間借り人なので、われわれには強制退去などはないことが分かり安心しました。しかし、世の中には映画のような話があるものですね。　

スキャンの日々（その2）

本棚の上においていた邦語の書物群を数日前に下方に移動させていたのですが、今日はそれらを保存しておくものとスキャンに回すものに区分しました。最初は全部で本棚の 6段分あったのですが、3段分はスキャンに回すことにしました。どのような基準で分けるべきか悩ましいところなのですが、ここのところの作業による覚醒レヴェルによって、中古本の市場で値がついているか、いないかで区分しています。なお、中古本の市場では『エリザベス朝の世界像』がなかなか良い値段になっているようですが、残念ながら書き込みをしてしまったので売り物になりません。ところどころに黄マーカーが入ってますが、それでも欲しいという人には安価（郵送代）でおわけします。

スキャンの日々

ハードカヴァの本をかなり簡単に解体する方法がわかったので、辞書類などをスキャンしました。6本ある本棚の2本目がもうすぐ空になります。５月末からの１か月の作業で、かなり大きく前進しました。つぎに文庫本と邦語の本を片づけたいと考えていますが、ここから１か月はオシゴトがあるのでスピードを落として、毎日３～４冊くらいのペースで徐々に作業していこうと思います。