Incomparable H

海外暮らし あしかけ25年

タイムズ

ビー夫妻の家を11時過ぎに発ち、ポトマック川沿いにあるというシーフードのスタンドが集中する一角へと向かいました。なかなか興味ぶかい場所です。カキのフライとカニを川に張り出したデッキのうえで食べました。

 

そのあとは一路車でフィラデルフィア郊外のクレアの実家を目指しました。18時前には到着。一息ついてから、どうしても町に出たというということで21時の電車に飛び乗って、街中の『タイムズ』というジャズ系の生演奏をする店に行きました。この日は、ソウル・ナイトということで、70年代のソウルの名曲の数々を生バンドがジャム・セッションするという趣向で、すべて超ウマの黒人のミュージシャンに混じって、なんとギタリストは一人だけ東洋人。クレアの高校の同級生リーズが歌手となって、そのバンドでギターを弾いているのを以前に見かけたのを覚えていました。そこで休み時間に思いきって声をかけると、日本人の宮崎ダイさんでした。高校卒業後にアメリカの大学に入り、そのまま15年間アメリカに住んでいるそうです。

 

月曜の夜とは思えないすごい盛り上がりと熱気で、10時から2時までの4時間はあっという間に過ぎてしまいました。終電を逃したわれわれは、急遽街中のホテルに泊まることにしました。