アラモナイト
今日は美しいアイテムの写真を見たので、ここにアップしておきます。北アメリカのロッキー山脈で取れるものだそうです。アンモナイトの化石が変成したもので、「アラモナイト」と呼ばれているようです。
僕は、地下の世界にも興味があり、今年の春に出版された山田俊弘さんの『ジオコスモスの変容』(勁草書房)という本にもかかわっています。
もと記事は、これです。
地下世界についての本『ジオコスモスの変容』は、こちらです。
ジオコスモスの変容: デカルトからライプニッツまでの地球論 (bibliotheca hermetica叢書)
- 作者: 山田俊弘,ヒロ・ヒライ
- 出版社/メーカー: 勁草書房
- 発売日: 2017/02/18
- メディア: 単行本
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原風景
母親から以前に聞かされた話です。うろ覚えですが、ここに書いておきます。
僕の母方の祖父は、もともと都内の池袋あたりから川越方面に来ていた行商人で、真面目な性格が買われて貧村の農家(なぜか家族は「本家」と呼びます)に迎え入れられ、その小作人となったようです。そのうちに戦争が始まり、本家の子息たちはみな招集されて戦地に行きました。体が弱くて身体検査に合格しなかった祖父は、男子ひとり残って本家を助けたようです。終戦を迎えると、招集された子息たちはみな戦死していました。困った本家から養子になるように祖父は誘われたのですが、彼の兄か弟が反対したために、その話は結実しなかったようです。それでも戦後すぐに、本家から畑をわけてもらい独立しました。
盆暮のお墓参りには、ズラズラとならぶ本家の子息たちの苔のはえた小ぶりな墓石をみるたびに、ひとつの家族でこんなにも多くの人々が戦地で命を落としたのが、子供心に不思議でしかたありませんでした。しかし先ほど偶然みかけたツイートで、その謎が解けた気がしました。同じ家族や地域から招集された人間は同じ連隊に配属されていたようで、その連隊になにかあると、まとまって被害がおよんだようです。
運良くも、あの墓石の列に入らなかった祖父がいたおかげで、僕の母親があり、現在の僕が存在するのだなと感じた次第です。ズラズラとならぶ墓石の列は、僕の子供のころの原風景のひとつです。今度、帰ったときに写真にとれたら、ここにアップするかもしれません。
床からの冷え
ここのところ寒くなって来たのですが、暖房のせいか家のなかは快適です。それでも仕事がらずっと動かずに長い時間座っていると、床の冷たさが伝わってくるのか、気がつかないうちに体温がぐっと落ちているようです。いつのまにか足が非常に冷たくなっていることがあります。ここのところこの点に気づかずにいることが多いせいか、カゼ気味となりました。ノド・ハナの調子が変で、微熱っぽいものも感じます。これではいけません。根本的な改善策が必要です。どうしましょうか?