Incomparable H

海外暮らし あしかけ25年

日米の問題

昨日の孫崎氏のインタヴュをみていて、いまアメリカの共和党の主流派と新大統領府の確執が大きくなっていることや、これまで対日政策を牛耳ってきた「ジャパン・ハンドラー」と呼ばれる人々が干されているという話は、なるほどなと思いました。あきらかに日本の官邸はトランプ追従の路線をとっていますが、これまでの対日政策の主流派もこのまま黙っていないでしょう。日米合同委員会の実権を握っている米軍は、今後どうするのかといった部分もふくめて、じっくり観察する必要があるのでしょう。

計算外

経団連経産省に強力に支えられた原子力村は、アビ政権下の国内では揺るぎない感じなのかなと思っていました。ところが、買収した海外の子会社が膨大な負債を隠していたせいで、重要な一角を占めていた東芝が倒産寸前になってしまった模様です。じつは同様に、三菱も危ないと伝えられています。こうした状況を静観している日立の幹部も、原子力から足を洗いたいと考えている節があるようです。原子力村にとっては、この流れは完全に計算外だったのではないでしょうか?

レコード放出 (その1)

レコードのコレクションを放出することにしました。以下のものは、今日データを登録できた23枚です。基本的にはクラブ用ですが、気になるものがあれば連絡ください。直接に対応いたします。値段は送料・手数料込みのものなので、単体では300円引きの1200~1700円です。

 

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映画 『アレクサンドリア』 (2009年)

以前から薦められていたのですが、たいへん遅ればせながら、ネフリで映画『アレクサンドリア』(2009年)をみました。原題は Agora で、ローマ帝国末期のアレクサンドリア図書館が舞台となります。主人公は図書館長の娘で、天文学に打ち込む哲学者ヒパティアです。生徒たちに敬愛され、真理・学問を追究するヒュパティアは、狂信的なキリスト教徒と異教徒、そしてユダヤ教徒の抗争に巻きこまれていきます。映像も美しく、感動しました。シナリオはそれほど荒唐無稽ではなく、史実をおさえつつ、女性の地位やキリスト教会といった権威にたいする近年の「意識革命」を反映しています。古代ローマ史、初期キリスト教史、科学史における女性に興味のある、すべての人におススメです!  

 

アレクサンドリア [Blu-ray]

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朝の呼び出し

今日は朝に急に連絡があり、家に残されていた利用できるもの(外付けスクリーン、電気コード、ゴミ袋など)を集めてキャンディさん夫妻に差し上げました。ご都合にあわせて取捨選択して使っていただければ幸いです。

     

あと目ぼしいところでは、ソファ・ベッド、テレヴィとHDレコーダーが残っているのですが、明日の16時にワルテールの義理の息子がとりにくるようです。

 

解約祭り

昨晩はお祝いを兼ねて、キャンディさんと最後の『パシフィック』参りをしました。

 

今日はスローな動きで朝をすごし、健康保険の会社にいって解約の手続きをしてきました。一応、これで引き落としはなくなるそうです。良かった!これでネット、電話、ガス・電気、テレヴィ、健康保険とすべて一通りの作業をすることができました。完全に解約されるのは、ちょっと時差があります。

 

銀行

今日は、今回の件でもっともデリケートな銀行口座の問題をアタックしました。朝に支店にいったときは、あいかわらずベルギー式のタライ回しです。あとからブリュッセルにいる担当者が、メールでコンタクトをとってきました。その文面で提案されていた、もう一度支店に戻ってそこからその人に連絡を取るというかたちでいこうと思い、出直してみると、たまたまその時間帯の受付をしていた女性が経験豊富な人で、アメリカへの送金にも慣れていました。そして丁寧に慎重に対応してくれました。本当にベルギーは、窓口の人で当たり外れが多すぎます。とにかくも、この方は僕の恩人となりました。これまでのココロの重しが取れた感じです。気苦労か、とても疲れていたので、とりあえずレッドブルを飲んで体勢を立て直しました。今夜はお祝いしましょう!