脱出
やっとのことでウチを脱出することができました。「80代の持病持ち」というストライクゾーンにある家人がいるので、絶対にコロナを持ち込むことができないことから、外出することもままならない自主的な軟禁状態でした。
平日の午後なので池袋に向かう東上線はそれほど混んでいませんでしたが、山手線となるとそれなりの人数が乗っています。隣に座ったお兄さんがときどき咳をするので怖かったです。
羽田空港は空いていました。いつものように最後の食事をする気にもなれず、すぐに搭乗ゲートに向かいました。飛行機のなかは空いている方ですが、やはり咳をする人が数人いるので怖いですね。
ロスアンゼルスに到着して、景色は一変しました。マスクをつけている人は、ほとんどいません。皆、何も問題のなかった時代のような感じがします。それでも普通に咳をしている人がいるので、ビクビクしながら空港ラウンジで食事をとり、つぎのフライトに備えました。
ニューヨーク行きの飛行機に搭乗したときに大きな変化に気がつきました。皆さん、マスクはつけてないですが、アルコール消毒ワイプを取りだし、それぞれが自分のシートの周りをゴシゴシを拭いています。どこかのメディアで奨励しているのでしょう。これは日本にいるときには見かけない光景でした。
すでに日本では翌日の朝6時を過ぎているので、さすがに徹夜明けのように眠くてフライトのあいだずっと眠っていました。現地時間で零時すぎにニューヨークに到着し、宿舎についたときには朝2時を回っていました。いやはや疲れました。おやすみなさい。
コロナ その14
北イタリアでコロナが猛威を振るっていて、医療崩壊を起こしそうなところまできているようです。またどうしてイタリアなのでしょう?素朴な疑問を持っていました。世界中からヴェネツィアのカーニヴァルを目指して旅行者たちが、中国、なかでも武漢から多数きていたからなのかなと最初は疑っていたのですが、決定打ではないようです。
そして昨日なんとなく分かってきました。じつは北イタリアのファッション産業は、近年とくに中国資本との結びつきが進んでいて、人々の往来も多いようです。それ以外の産業でも似たような提携が進んでいるのかもしれません。そしておそらくカーニヴァル以前、年末年始には最初の感染者が北イタリアに到着していたのでしょうね。そして水面下で静かに感染がひろがっていったのでしょう。
コロナ その13
今日聞いた怖い話。どうやら近所にダイアモンド・プリンセスを19日に陰性ということで下船できた老夫婦が、自宅でじっとしないで外をフラフラと歩き周り、「あの船に乗っていた」と自慢話をするために、道ゆく人々に話しかけている模様。なんで自宅で静かにしていないの!?
コロナ その12
以下の記事を読むと、日本で起きている新型コロナをめぐる狂奔の真相がよくわかります。森鴎外が登場したり、医学史の観点からも興味ぶかいです。
帝国陸海軍の「亡霊」が支配する新型コロナ「専門家会議」に物申すhttps://www.fsight.jp/articles/-/46603