Incomparable H

海外暮らし あしかけ25年

コロナ その17

CNNの日本語版の記事(なぜ元記事へのリンクをつけないのでしょうか?)。イタリアと韓国の状況を冷静に分析して、アメリカになにが足りないのかを考察しています。この記事では専門家チームを立ち上げるように促していますが、それは先日に結成され、毎日のように大統領府で記者会見をしています。透明性も高いですね。危機管理のお手本です。

 

www.cnn.co.jp

コロナ その16

アメリカでは先週後半から急に人々が慌てだし、ついに大統領が非常事態を宣言しました。株式は大暴落しています。

 

バーやレストランも、テイクアウト以外は営業できません。10人以上の集会も避けるようにというお達しです。

 

今日のニュースでは、コロナの収束まで少なくとも18ヶ月は続くだろうといっています。

コロナ その15

アメリカのコロナ対策についての良記事です。だぶだぶに脇が甘い日本政府の失敗につぐ失敗のかげで、初動では同じような読みの甘さで市中感染を増やしてしまったアメリカですが、どうやら本気スイッチが入ったようです。基底にある社会のロジスティックが「科学的な軍隊」(アメフトもその一端ですね)であるアメリカが、すべてを勘案して合理的に勝ちにいく本気モードに入ったときの実効性はすごいだろうと思います。今後の様子をじっくりと観察しましょう。

 

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59661

脱出

やっとのことでウチを脱出することができました。「80代の持病持ち」というストライクゾーンにある家人がいるので、絶対にコロナを持ち込むことができないことから、外出することもままならない自主的な軟禁状態でした。

 

平日の午後なので池袋に向かう東上線はそれほど混んでいませんでしたが、山手線となるとそれなりの人数が乗っています。隣に座ったお兄さんがときどき咳をするので怖かったです。

 

羽田空港は空いていました。いつものように最後の食事をする気にもなれず、すぐに搭乗ゲートに向かいました。飛行機のなかは空いている方ですが、やはり咳をする人が数人いるので怖いですね。

 

ロスアンゼルスに到着して、景色は一変しました。マスクをつけている人は、ほとんどいません。皆、何も問題のなかった時代のような感じがします。それでも普通に咳をしている人がいるので、ビクビクしながら空港ラウンジで食事をとり、つぎのフライトに備えました。

 

ニューヨーク行きの飛行機に搭乗したときに大きな変化に気がつきました。皆さん、マスクはつけてないですが、アルコール消毒ワイプを取りだし、それぞれが自分のシートの周りをゴシゴシを拭いています。どこかのメディアで奨励しているのでしょう。これは日本にいるときには見かけない光景でした。

 

すでに日本では翌日の朝6時を過ぎているので、さすがに徹夜明けのように眠くてフライトのあいだずっと眠っていました。現地時間で零時すぎにニューヨークに到着し、宿舎についたときには朝2時を回っていました。いやはや疲れました。おやすみなさい。

 

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コロナ その14

北イタリアでコロナが猛威を振るっていて、医療崩壊を起こしそうなところまできているようです。またどうしてイタリアなのでしょう?素朴な疑問を持っていました。世界中からヴェネツィアカーニヴァルを目指して旅行者たちが、中国、なかでも武漢から多数きていたからなのかなと最初は疑っていたのですが、決定打ではないようです。

 

そして昨日なんとなく分かってきました。じつは北イタリアのファッション産業は、近年とくに中国資本との結びつきが進んでいて、人々の往来も多いようです。それ以外の産業でも似たような提携が進んでいるのかもしれません。そしておそらくカーニヴァル以前、年末年始には最初の感染者が北イタリアに到着していたのでしょうね。そして水面下で静かに感染がひろがっていったのでしょう。

コロナ その13

今日聞いた怖い話。どうやら近所にダイアモンド・プリンセスを19日に陰性ということで下船できた老夫婦が、自宅でじっとしないで外をフラフラと歩き周り、「あの船に乗っていた」と自慢話をするために、道ゆく人々に話しかけている模様。なんで自宅で静かにしていないの!?

コロナ その12

以下の記事を読むと、日本で起きている新型コロナをめぐる狂奔の真相がよくわかります。森鴎外が登場したり、医学史の観点からも興味ぶかいです。

 

帝国陸海軍の「亡霊」が支配する新型コロナ「専門家会議」に物申すhttps://www.fsight.jp/articles/-/46603

https://www.dailyshincho.jp/article/2020/03051330/