日米の問題
昨日の孫崎氏のインタヴュをみていて、いまアメリカの共和党の主流派と新大統領府の確執が大きくなっていることや、これまで対日政策を牛耳ってきた「ジャパン・ハンドラー」と呼ばれる人々が干されているという話は、なるほどなと思いました。あきらかに日本の官邸はトランプ追従の路線をとっていますが、これまでの対日政策の主流派もこのまま黙っていないでしょう。日米合同委員会の実権を握っている米軍は、今後どうするのかといった部分もふくめて、じっくり観察する必要があるのでしょう。
レコード放出 (その1)
レコードのコレクションを放出することにしました。以下のものは、今日データを登録できた23枚です。基本的にはクラブ用ですが、気になるものがあれば連絡ください。直接に対応いたします。値段は送料・手数料込みのものなので、単体では300円引きの1200~1700円です。
映画 『アレクサンドリア』 (2009年)
以前から薦められていたのですが、たいへん遅ればせながら、ネフリで映画『アレクサンドリア』(2009年)をみました。原題は Agora で、ローマ帝国末期のアレクサンドリアの図書館が舞台となります。主人公は図書館長の娘で、天文学に打ち込む哲学者ヒュパティアです。生徒たちに敬愛され、真理・学問を追究するヒュパティアは、狂信的なキリスト教徒と異教徒、そしてユダヤ教徒の抗争に巻きこまれていきます。映像も美しく、感動しました。シナリオはそれほど荒唐無稽ではなく、史実をおさえつつ、女性の地位やキリスト教会といった権威にたいする近年の「意識革命」を反映しています。古代ローマ史、初期キリスト教史、科学史における女性に興味のある、すべての人におススメです!
銀行
今日は、今回の件でもっともデリケートな銀行口座の問題をアタックしました。朝に支店にいったときは、あいかわらずベルギー式のタライ回しです。あとからブリュッセルにいる担当者が、メールでコンタクトをとってきました。その文面で提案されていた、もう一度支店に戻ってそこからその人に連絡を取るというかたちでいこうと思い、出直してみると、たまたまその時間帯の受付をしていた女性が経験豊富な人で、アメリカへの送金にも慣れていました。そして丁寧に慎重に対応してくれました。本当にベルギーは、窓口の人で当たり外れが多すぎます。とにかくも、この方は僕の恩人となりました。これまでのココロの重しが取れた感じです。気苦労か、とても疲れていたので、とりあえずレッドブルを飲んで体勢を立て直しました。今夜はお祝いしましょう!