頭脳流出

90年代からの25年のあいだに海外に流出した頭脳は多いと思うのですが、僕の周りを見渡すと、10年くらいがんばって、それから戻った人も多いのですよね。震災前の日本は、混迷していたとはいえ、それなりに安定した状況でもあったことが、その判断に結びついていたのだと思います。とくに、学生たちの国内志向が高まったといわれる、ここ10年くらいの時期と重なります。

リーマン・ショックと震災を経験した現在は、どのような状況なのでしょうね？これからの国内の政治・経済・社会的な状況は、ますます若い世代に厳しくなるように思われます。それでも外の世界で自分の可能性にチャンレンジしてみようというマインドは消え去ってしまったのでしょうか？