Incomparable H

海外暮らし あしかけ25年

ガマンくらべ

また雪が降っております。いつになったら春が来るんでしょうかね?ここまでくると、これはガマンくらべですね。

 

TPP 問題に関して、東北復興のための経済特区でアメリカが混合診療を認めさせようとしている問題をあつかう番組を見ました。最終的な狙いは、日本が世界に誇るべき国民皆保険制度を骨抜きにして、外資系企業が自由に医療ビジネスをできるようにしましょうという話です。これはヒドイですね。しかし、政治家たちは努力しているように見せる芝居を打つくらいしか、どうにもできないようです。すべては官僚とそれに結託しているマスコミによって誘導されています。僕が根本的な問題だと思うのは、国民の意思とは無関係に、責任など一切とらない官僚たちがすべてを決めていく仕組みです。知らせるべきことを知らせない大手マスコミによって、国民は知る権利をないがしろにされ、バランスのとれた意思決定をすることができない状態におかれています。

 

やはり、すべての問題は官僚が責任を取らない仕組みになっているところだと思います。意思決定をする人間は誰なのか?責任のありかを明示させるようにするべきです。すべての書類に文責者を記名する制度を導入するべきです。憲法改正なんて必要ありません。これを変えるだけで、官僚たちももっと責任感を持った意志判断をするようになるのです。