Incomparable H

海外暮らし あしかけ25年

不思議

昨日眠れなかったのでネット上をフラフラしていると、『ワールド・アワー』と呼ばれる番組からのもので、TPP のことを説明した動画にたどりつきました。たっぷり時間を使って複雑な問題を説明するものでした。そこから見えてくるのは、現代版の不平等条約と呼べるようなもので、あきらかに固有の文化や国家主権の問題にまで絡んでいるものです。しかし、なぜどの政党もこんな変なものに向かって前のめりかというと、名誉挽回のため、つまり鳩山政権後に関係が冷却化したアメリカによく見てもらいたいために、どういう帰結を生むかよく理解もせずに、とにかく「日本を差し出す」ということのようです。あきらかに日本人にしか分からない情緒的な理屈です。なぜ、こういう政治家たちに自分の将来や生活を委ねなければならないのか、疑問に思う人はいないのでしょうか?不思議です。こちらアメリカでは、TPP のことはほとんど報道されているところをみたことないですし、普通の人は誰も知りません。