Incomparable H

海外暮らし あしかけ25年

移動日 リヨン〜パリ〜リェージュ

さて、一仕事をおえて今日は移動日です。11時半の新幹線でパリに向かい、つぎは16時の新幹線でリェージュに向かいます。18時半ごろの到着予定です。かなり南にあるリヨンは今日も温度があがって25度をこえるようです。

定刻どおりに13時半にパリのリヨン駅に到着し、前にも仕事でいったことのある駅前のシーフードを得意とするビストロ『ヨーロペアン』で食事をすることにしました。サーモンのエスカロップのグリルとズッキーニは最高でした。

長崎県の漁連が原発再稼動反対を議決したのは大きな前進だと思います。他の道府県の農業団体や漁業団体も同調すべきだと思います。いちど何かあれば、広大な魚場や農地が半永久的に使い物にならなくなってしまうのですから。

それとは裏腹に、すべてのことがまるで福島の事故がなかったかのごとくに、もとどおりの安全神話のもとに進められようとしています。本当になにも懲りてない。これだけ地震が頻発している現状を考えれば、もう一度なんらかの重大な事故が起こる日もそれほど遠くないと思います。

どうして国土の数パーセントを失うような重大な事故が起きて何も懲りないのか?不条理です。あきらかに目に見える決定的な国力に対するダメージがない限りは、すべてを何の反省もなしにイケイケ・ドンドンで推し進めるというのが官僚機構のサガなのでしょう。どんな失策であっても官僚機構は責任をとりません。年金制度の失敗、税制の失敗、数限りない。官僚機構をうまく制御できる政治の力が存在せず、主権が国民ではなく官僚にあるという現代の日本は本当に不幸だと思います。