Incomparable H

海外暮らし あしかけ25年

エジプト

今夜もこの間発見したシーフードの店に行きました。トルコ系かと思っていましたが、オーナーはエジプト人だそうです。毎朝4時に起きて、海辺の魚市場まで新鮮なサカナを仕入れに行っているそうです。どうりで、イタリアやスペインなどの新鮮な魚貝を食べる文化のある地域の料理に似ているわけです。コリアンダーを使うところだけが違う感じです。オーナーは僕たちを覚えていてくれたようで、魚貝のスープをサーヴィスしてくれました。パエリアもあるよ!と。


セシウムストロンチウムというのは性質が似ていて、原子炉ではセシウムストロンチウムは同じくらいの量が作られるようです。ただセシウムに比べてストロンチウムの検出は難しく、いろいろな汚染調査でストロンチウムの名をみかけないのは、そのせいのようです。先日横浜で見つかった例から分かるとおり、比重が大きいので遠くまで飛ばないというのは迷信で、高温で気化してアエロゾル状になれば、上空まで舞い上がり、そのまま超微細な微粒子として風に運ばれて非常に遠くまで飛んでいくようです。したがって、放射性物質を多く含んだプリュームが首都圏の上空を通過したさいに、セシウム同様にストロンチウムも広く撒かれたと考えるべきでしょう。カルシウムと似ているストロンチウムは人体に入ると骨にたまり、そこで内部被爆させ白血病を引き起こす原因となるようです。予防措置としては、普段からカルシウムを十分に取って、ストロンチウムが骨に入ってくる確率を減らすことくらいしかないようです。ただ、太平洋側で取れる魚貝類や東日本の乳製品は汚染されているので、カルシウムの摂取のためには別の手段を講じたほうが良いでしょう。