■

だいぶ体調もよくなりましたが、まだまだスローな動きです。

震災直後は国外からも NHK の特別番組が普通に見られたのですが、原発事故に関して安全・安全と事態を矮小化する発言の多いなか、水野解説委員は厳しいことをはっきりいうので期待していました。その後、国外からは NHK が見られなくなってしまったので様子はフォローできなかったのですが、どうやら水野氏には外圧がかかったようです。

｢事故の深刻度を断言した直後、原子力･電力関係者から『不安を煽っている』と叩かれたのです。また、原子力の専門家と称する大学教授や研究者からも『技術者でもないクセに』と猛批判を浴びた。そのため水野氏も一時はだいぶ落ち込み、元気をなくしていました。でも、現実は水野氏が警告した通りの方向に進んでおり、いまでは批判していた専門家のほうが黙り込む事態になっています｣（NHK関係者）
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2455

この圧力をかけたのは、いわゆる「原子力・ムラ」と呼ばれているグループに属する人々なのでしょうが、これは優しい言い方であって、本当だったら「原子力・マフィア」と呼ばれなければいけないと思います。そうです、マフィアに政官産学の中枢が蝕まれているのです、現在の日本は。