Incomparable H

海外暮らし あしかけ25年

このあいだとある人と食事しに行った帰りにポツリと言われたのですが、6月の国際会議のランチで出されたベーグルは、石のように硬かったと。きっと何かの間違いで数日前のものが出されたのではないでしょうかね?お客さんたちの多くは、あれをナイメーヘンの思い出として、ずっと記憶にとどめるのでしょう。

最近、原発を擁する地方自治体の知事や市町村長の言動に注目が集まっていますが、これらの人たちの大半が原発推進派であって、いろいろ甘い汁を吸ってきた人たちだということが忘れられがちです。佐賀県の古川知事が実は九電のやらせメールを誘発していたというのも、ある意味当たり前の話だと思います。

原発の周囲50キロ圏での緊急避難の仕組みを打ち立て、ヨウ素剤を各家庭に配り、年に一回は実際に避難訓練する、というようなことを実施したうえで、それであっても補助金を目当てに原発が欲しいと周辺住民たちの大多数が考えるようであれば仕方ないとは思います。しかし、事故が起きたときにどこにどのように避難するのかのプランを考えたり、万が一のときは故郷に一生帰れなくなることもありえるということを住民たちに知らせ・覚悟させることなしに、安心・安全といっているだけでは単なる詐欺だと思いますよ。