Incomparable H

海外暮らし あしかけ25年

週末

昨日は非常に天気がよかったので、夕食後に皆でカフェ『マクシム』に集まって夜を過ごしました。楽しかったです。> 朝起きたらカラダが重い。カゼかもしれません。気をつけます。

なぜ国や県をはじめとした各種の行政機関は、いつも安全基準をユルメに取っている専門家の意見を鵜呑みにして、無批判に「ただちに健康に被害の出るものではない」という安全宣言を出すのでしょうか?グラマラスにも「100ミリまで大丈夫」と断言していた福島県のアドヴァイザーなどは、市民の非難を受けて今では失脚寸前です。安全宣言をしている行政側の人たちは、将来に何かあったときに責任をとるようなことはありませんし、まして自分の子や孫をそのような場所には住まわせないでしょう。それくらいいい加減なものなのです、行政の安全宣言というものは。行政のいうことなどに頼らず、自分の身は自分で守るという意思をしっかりもつ時期が来ているのだと思います。ひとつの品目が国の暫定安全基準をクリアしているといって安心するべきではありません。あなたを取り巻く空気、大地や水といった環境と食卓に並んでいるすべての品目の足し算で決まるのですから。

ああ、セシウム牛はついに125頭 (新たに84頭ほど追加)となりましたか。昨日まで分かっていた41頭 (11+6+24)の時点で29都府県でしたから、もうこうなってくると出荷先は全国規模でしょうね。こうして放射能汚染は、物資の流通とともに全国いたるところに広がっていくのです。対策としては、流通元からとめるしかないのです。汚れたものは出荷しないという基本的な姿勢を遵守すべきです。もうまやかしの風評被害などとは言ってられないのです、実害なのですから。肉牛だけで済むと思ったら大間違いです。すぐに別の食品でも出てくるはずです。たとえば、同じ牧草を食べる肉牛で出て、乳牛で出ないなんてことはありえないでしょう?外の植物を食べるヤギやヒツジといった他の草食動物でも出ているはずです。

これまで行われていた「検査」といわれているものも、単に牛の体の外側から線量計を当ててなぞっただけらしいです。そんな子供だましの方法で食品となる部位の内部の放射性物質の含有量を調べられるわけないじゃないですか?これが日本の行政に関わる人たちのイマジネーションの限界なのです。こんなもので、安全宣言など出されても誰が信じられるというのでしょうか?