Incomparable H

海外暮らし あしかけ25年

フォロー・アップ

3月半ばからの一連の動きは、「サザン・ミシシッピー悶絶紀行」としてメルマガで配信しました。遠征先での深夜の奇怪な出来事などけっこう生々しいリポートとなっていると思います。以下では、そのフォロー・アップを。

 

昨日の朝に近所の病院にいって、術後に体内の余分な胆液を外に流すために取りつけられていた袋をとってもらい、縫合した部位の抜糸もすることもできました。2日くらい待ってからシャワーも浴びて良いようです。これで、やっと少しだけ人間的な生活が戻ってくる気がします。まだまだお酒は飲んではいけないようです。

そのご

3日から5日で勘弁ねがえるとタカをくくっていたのですが、そのごもずっと一進一退がつづいて、なかなか許してもらえません。今日で5日目に入りましたが、頭痛と38度の熱で朝4時に目が覚めました。ここのところの特徴として、あんがい午後は穏やかにしていられるのですが、寝るときから夜間、そして寝起きが辛いです。背筋からお腹にかけても痛いですね。うう。

 

解熱剤としてバファリンイブプロフェンを交互に使っているのですが、どうもそろそろ別のものにした方がいいのかもしれません。

 

水曜日が大雪となる予報が出ているので、リスクを回避するためにニューオリンズ行きのフライトを水曜から木曜に変更し、宿泊するホテルの予約も一日分短くしました。

悶絶

昨晩、夕飯を食べたあとにテレヴィを観ていると、なんだかカラダに異変が。変な気がしたので一足先にベッドに向かいましたが、30分もしないうちに強い痛みが背中とお腹にやってきて、まともに息もできなくなりました。なんなんだ!こういう経験は生まれてはじめてです。吐き気も下痢もないので、食事のせいではない気がします。

 

そのうちに痛さが増し、寝ても座ってもいられなくなりました。家中をフラフラと歩き回りながら、夜中の2時くらいまで悶絶していました。ふと、骨折後の手術をしたときにもらったロキソニンが残っているのを思い出し、それを飲んだら、ずっと楽になり眠りにつくことができました。

 

今朝は7時半に目が覚めましたが、痛みはありません。でもなんだか怖いので、スローな動きで様子をみます。また痛くなったら、医者に行ってきます。

 

翌日は昨夜のような正体不明のひどい痛みは出ず、午後には熱が出てきてカラダの節々が痛くなりました。こんどは、典型的なインフルエンザの症状です。熱は38度を欠けるくらいです。ひたすら寝て治すしかありませんね。

啓蟄

数日前からデスクに向かっていると、机上に一匹のアリが。何回か同じようなことがあり、変だなと思っていたら、ついに大量のアリが、リサイクル用のゴミかごに向かって隊列をつくっているのを発見。ぎゃ!ということで、アリ退治のワナをはりました。隊列を観察していると、ドア付近の床下から出てくるところを突き止めました。

 

あとで考えると、ああ、啓蟄だったのだなと。そういう季節ですね。

理想の空間

もともと学生時代には美術部の部室みたいな環境が好きだったこともあると思うのですが、ゲストが長期滞在したり、いろいろなゲストが出入りする場所って嫌いではないのですよね。ベルギーの BH 本館にも20年のうちに、数週間におよぶ長いものから、一晩だけの短いものもふくめて、何人ものゲストが滞在していきました。

 

オランダの大学のオフィスにも、いつも誰かがやってきて雑談したり研究の話をすることが多かったです。こちらから無理やりに来させていたわけではないので、来訪する人たちも何かの魅力や必要性を感じてやって来ていたのだと思います。

 

他愛のない四方山話から、いつのまにか研究の話になり、その会話のなかで素晴らしいひらめきがあったりしたことも、しばしばありました。僕の作品には、そういったものがキッカケだったものが幾つもあります。

 

まあ、大学などのオフィスの場合は別ですが、図書館の機能をもった仕事場と生活の場が連結されていて、ときどき訪問者がふらりとやってきて滞在していくって環境は、僕にとっては理想の空間なのかもしれないと思っています。

 

 

以下は、いろいろ興味深いことが出ている本屋と出版業界の話でした。

www.plus1-one.co.jp